有機種子のススメ
種子に勝る技術なし
食べる事は命のつらなり(食物連鎖)である。
その昔は全ての野菜が有機物や有機肥料で育てられていたことは誰もが周知の事実です。
私たちは、種が有機であることが持続可能な農業を支え
日本の食糧自給率UP につながることを信じています。
有機種子とは
化学肥料や農薬を一切使用せず、文字通り完全に有機農法で育てられた作物から採取された在来種・固定種・一代種で、種子消毒をされていないもの。
また、国や認証機関等の認証を受けていることが必要です。
欧米では、在来種・固定種・一代種を問わず、オーガニック種での栽培でなければ有機農産物として認定されません。
有機種子の特異性
(1)有機認証を得た土壌から育成した有機野菜(ハーブ)より採取した種。
(2)有機種子を用いた有機野菜であることが世界の基準。
(3)植物栽培時に人工的な化学物質や殺虫剤を使わず育成されていることから、健康な種から持続可能な生産、育成ができます。つまり、自家栽培が可能です。
(4)種が本来の強さを持っているため、水の少ない状況や病害に対しての抵抗力が高く、栽培がしやすいといえます。
(5)発芽率がよいので栽培しやすい種子です。
種子について
種子は有機か有機でないかのほか、その育種や採取の方法によっていくつかの種に分けられます。
元々、伝統的に各地域で栽培されてきた「在来種」のほか、在来種ではないが何代も栽培され種が固定された「固定種」、また一代の交配によってそれぞれの種の長所を引き出した「一代交配種(F1種)」などがあります。